ますかけ線、その狂運のままに

両手ますかけ線の持ち主が持ち前の強運(狂運)に翻弄されるブログ

江戸川乱歩がたまらなく好きだ

小学校のころ図書館で見つけた江戸川乱歩の少年探偵シリーズにドハマリした。

 

 こういうやつですね。小学校の図書館で見つけて全巻読破した。なぜ推理小説にハマったのかは分からないが、夢中で読んでいた記憶がある。小さいころからオカルト的なことが好きだったのだと思う。

 

 

高校のころには、一般的な純文学もひととおり読んでみたがあまりグッとくるものがなかった。読書が趣味というわけでもなく、今のようにスマホなんてなかったので通学時の電車の中の暇つぶしとして本を読んでいたに過ぎない。

 

社会人になって電車での通勤時間ができたことにより、再び江戸川乱歩にハマることになる。この春陽堂書店江戸川乱歩文庫シリーズの表紙の絵に惹かれたからだ。多賀新さんの銅版画がなんとも妖美な表紙に惹かれてしまった。江戸川乱歩の世界観にぴったりなんです。

 

D坂の殺人事件 (江戸川乱歩文庫)

D坂の殺人事件 (江戸川乱歩文庫)

 

 

明智探偵が出てくる作品もありますが、江戸川乱歩の魅力は「人間椅子」「芋虫」「屋根裏の散歩者」「パノラマ島綺譚」など文章で感じるエロティックかつグロテスクな作品につきます。

 

映像化も割りとされているので映画などからでも見てください。

「双生児」は、塚本晋也監督でなかなか良かったです。原作を読んでから見ても映画を見てから原作を読んでみても江戸川乱歩の世界に入っていけることでしょう。

 

 

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しかし、最近装丁が変わったようで「陰獣」なんてタイトルがでかくレイアウトされてしまっている!

 

陰獣 (江戸川乱歩文庫)

陰獣 (江戸川乱歩文庫)

 

 

千駄木に「乱歩」という名のオーナーが乱歩ファンの有名な喫茶店があります。近くに行った際には是非寄りたいお店です。

 

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